●アマモ葉上・付着生物および底生生物調査(夏季調査)

平成2627年度に移植した自生アマモ株の状況をみるとともに、アマモ葉上・付着生物および底生生物調査(夏季調査)713()に予定していましたが雨、風のため順延し、88()に行いました。当日は晴れで、風も穏やかで調査には絶好の日和でした。

9時前に全員集合して、今日一日の打合せです。予定では先ず江井ヶ島海岸の自生アマモ場での調査を終え、魚住沖の浅場での調査としていましたが、ダイバーの方から”風が出てくると沖合の作業は難しくなるため、風も穏やかな今、魚住沖の浅場からやった方がいい!”との提言があり、魚住沖の浅場を先にすることに!

江井ヶ島漁協の橘さんに電話し、10時に岸壁でという約束をすぐに平底船を用意して頂き、魚住沖に向け出港しました。

先ずは平成26年度に移植した位置(N34°40.9927’、E134°53.5953)に船を錨泊し、アマモの生育状況をダイバーの小野寺さんに確認してもらいました。

浮上してきた小野寺さんから、”アマモはパッチ状に10数株しか残っていない”と報告され、これではアマモを刈り取り調査するより、アマモを少しでも多く生残させ、自然にアマモが殖える方が良いと判断し、アマモ葉上・付着生物の調査は中止しました。

また、これまでの調査では葉上・付着生物調査のためアマモを刈り取った跡の底質を採取して行っており、造成アマモ場内での底生生物調査も断念した。

 

アマモ場造成地全景             アマモ場造成地内(アマモなし)

 

アマモ造成地内で生残しているアマモ

これより、平成26年度の造成位置では造成地外の底生生物調査のみを行った。

 

アマモ場造成地外の状況            アマモ場造成地外での底質採取

 残念ですが、アマモが地下茎を伸ばし、自分の力で殖えることを願い、平成27年度のアマモ株を移植した位置(N34°40.967’、E134°53.597)に転船した。

 そして、小野寺さんにアマモの生育状況を確認してもらいましたが、先の平成26年度と同じく”アマモはパッチ状に10数株しか残っていない”とのことで、調査は断念しました。

 

アマモ造成地内で生残しているアマモ

 アマモの生残は平成26年度、平成27年度のアマモ株移植地で確認できましたが、アマモ場の調査を継続して行うには、ある程度の規模でのアマモ場を造成するのが先だと分かりました。

 これで、魚住沖浅場での調査を終え、江井ヶ島港に帰港しました。

 引き続き江井ヶ島海岸の自生アマモ場での調査です。ここでは、アマモが密生していますので、アマモ葉上・付着生物および底生生物調査を行いました。

 

江井ヶ島海岸の自生アマモ場のアマモ

 

ゴムボートで調査位置へ               採捕網の設置

 

アマモの刈り取り                 採捕網を回収

これで今日一日の調査を終わり、皆さんと一緒に昼食を摂り、後片付けをして解散しました。

さて、調査結果ですが、以下の通りです。

    葉上・付着生物分析結果

    底生生物分析結果